2012年1月23日月曜日

ゼヴァリンその14:「診察1月23日」

「んー、」
血液データを見た主治医は、ちょっとそんな顔をしたが、
「問題ないでしょう」と言った。













月曜の朝からすっきりしないわたしは、↑これを見せてもらっても質問する気力がちょっとない。
次は3月の終わりに診察を受けることにして、5分ほどで診察は終わった。

今になって考えると、この長期間の血液データの低調ぶりについては、
■体を動かさないので、骨髄も怠けている。
■ベンダムスチン+ゼヴァリンの連続治療で、骨髄抑制が長期化している。
■リンパ腫が治っていない。
■別の原因がある。 (骨髄異形成症候群など)
といった可能性を思いつくのだが、そんなことは3月に聞けばいいや。

面倒くさくなったんで、もう寝ますよ。

コメントお礼

>tokomaさん

もう、今週からリツサキンは始まってるいんですね。
インフエルンザなどカゼには十分住意してくさい。
(うまく書けなかった…)

2012年1月15日日曜日

怠惰。

休みになると、一歩も外に出ない。
せっかく金をかけて治療したのに(健康保険の金が大部分だが)、この怠惰ぶり。
これでいいのか?






ブリューゲルの
「怠惰」











(実はこれ、「ウォーリーを探せ」をパクった「ブルーくんを探せ」)



「怠惰は人を無力にさせて
 神経を枯らし、
 人をまったく役立たずにする」


 生まれつき怠け者のわたしでも、ちょっと心配になってきましたよ。

コメントお礼

>tokomaさん

病気の原因をすっかり電磁波のせいにしようとしてますが、リンパ腫になる前の5年間は
最低の生活をしてたので、なんとも言えませんが。

>レルさん

再発治療うまくいったんですね。
寛解が4~5年くらい続いてくれれば、また新しい治療法も登場するような気がします。

2012年1月9日月曜日

公害使用学校仕事を愛しています。

わたしの会社には、悪性リンパ腫の既往者が3人いる(わたし含む)。
全員が男でホジキンリンパ腫が1名、非ホジキンが2名。
あと、10年ほど前に退職した女性がT細胞系のリンパ腫で骨髄移植を受けている。

日本では悪性リンパ腫の発症率は、だいたい10万人に10人らしい。
わたしの会社の場合、知っているだけで4人も悪性リンパ腫にかかった人間がいるわけで、
社員数から考えると、とんでもなく高い発症率になっている。


ひょっとして、日本の悪性リンパ腫患者数がどんどん増えていて、
その状況を会社が先取りしてるんじゃないかと思って調べてみた。



国立がん研究センター
「がん情報サービス」より






  


発症率(罹患率)としては2005年までのデータしかないが、確実に増えている。
その原因として「高齢化」、「検査技術の高度化」、「HIVが原因の発症」、
「生活の欧米化」があげられているようだ。
はっきりしない場合は、みんな欧米かっ!

中国の研究者はもう少し具体的に増加の原因を推測している。
「環境汚染、生活、オフィス労働者の増加、使用圧力、長い時間の携帯電話、
コンピューター、その他の電子放射環境のペースの加速の増加
女の子かなりよく染毛、太り過ぎの子供たちや家族非装飾材料
リンパ腫、毎年の高発生率につながるから公害使用学校仕事を愛しています

(翻訳文まま、青字は意味不明)
 

わたしの職場は化学物質や放射線を取り扱っていはいないが、
長い時間の携帯電話や、コンピューター、徹夜仕事、暴飲暴食などは
ばっちり装備されている(他の職場も同じかもしれないが)。
わたしも30年ほどそうした環境で仕事をしてきたんだから、なるべくしてなったと思うしかない。

同じように無茶な仕事をしている若い社員の耳元で、
「そんなことやってると悪性リンパ腫になっちゃうよ」と囁いてあげたいが、
まあ、嫌がらせにしかならないだろうな。



ということで、今日は失礼しますよ。

2012年1月4日水曜日

新年の抱負特になし。

おおっ、目が覚めたらもう1月4日、明日から会社じゃないか!
というのは大げさだが、なんだかそんな気分だ。


だいぶ遅くなったが、昨年のことをふり返ると、
余震でぐらぐら揺れる点滴台を押さえている、再発入院中の光景が思い浮かぶ。

自分はもうここで死んでしまうのかと思ったし、反対に死ぬわけないという妙な自信もあった。
日本中がたいへんなことになっているんだから、自分一人の命なんてどうなのよと考えたし、
治療を終えてさっさと退院するのが当然だとも考えていた。
そういうわけのわからない思いがあった。

もうひとつ、再発したことで、自分は最終的に濾胞性リンパ腫で死ぬ確率が
やっぱり高いのだと、あらためて感じた。
そう考えると、いつかまた襲いかかってくるであろうこの病気が、
恐ろしかったり、嫌だったり、不快だったりはするが、
反面、なんというか悪の親玉みたいな不気味な力でわたしを惹きつけた。

悪性リンパ腫について調べるほど、がんという病気の不思議や、
どこまでも複雑な人の体の深淵を見た気がした。

7行くらいぐだぐだと書いたが、ひとことで言うと「怖いもの見たさ」なのだ。
自分の体の中に、超絶お化け屋敷が入っているみたいな…。
そういうわけで、たぶん今年も悪性リンパ腫について、あれこれ素人調べをするんだろう。



で、けっきょく人生の無駄遣いですよ。