今さらこんなことを言うのもなんだが、
世の中の人たちは、悪性リンパ腫という病気に、何のイメージも持っていない。
知識がないというのはもちろんだが、悪性リンパ腫と聞いても、
頭の中に映像が浮かばないんじゃないだろうか?
でも、たまーに知っている人もいるわけで、その人たちはこの病気に
どんなイメージがあるのか、興味がある。
調べる方法を考えたのだが、「Google 画像検索」は使えるような気がした。
ネットにある画像で人の頭の中身がわかるのか、という疑問はあるが、
悪性リンパ腫について人が思い浮かべるイメージって、
ネットも現実世界も、そうそうかけ離れたものにはならないんじゃないか?
Google 画像検索が、そんな共通性を垣間見せてくれるかもしれない。
ということで、やってみた。
*今回は、気持ちの良くない画像が表示される場合もあるので、注意をお願いしたい。
↓クリック
←こういう画像だ
これを見ても何が何やらと思うかもしれないが、
画像には説明図やグラフが多い。
それらは、文章を図解したもので、「イメージ」とは違うんじゃないかと思う。
で、説明図やグラフ を省いていくと、ちょっと見えてくるものがある。
画像の中で、目立つのは
・染色された細胞
・喉にできた腫瘍、皮膚症状(他の病気のものもある)、腫瘍の塊(犬のものもある)
・悪性リンパ腫にかかった有名人(愛華みれ、SOPHIAの都啓一、アンディ・ホイットフィールド)
・CT、PET、MRIなどの画像
・犬
などだ。
ビジュアル的には、染色された細胞と腫瘍がメインで、
そこに他の画像が混在してまとまりがない感じ。
つまり、悪性リンパ腫には、血液の病気と腫瘍という、2つの側面があり、
そのうえ名前に「リンパ」がついていたりして、
病気のイメージがわかりにくくなっているんじゃないか。
液体で固体でしかもプリン、みたいな。
この例えで、さらにわかりにくさがアップした気もするが…。
ちょっと比較してみようと思って、白血病のイメージも検索してみた。
こちらも説明図やグラフ を省略してみると、染色された細胞の写真が目立つ。
夏目雅子、本田美奈子、めざましテレビの大塚範一など有名人の写真もある。
動物でいうとネコということもわかるが、
特に目をひくのは幼児の写真だ。
小児白血病と闘う子供の存在が、世の中の人たちに深い印象を与えているのだろう。
白血病も、わかりにくいことはわかりにくいが、
「血液の病気と子供」という、もう少しはっきりしたイメージがあると言える。
福島の原発問題もあり、このイメージは、もっとシャープになっていくと思う。
われわれの病気は、やっぱりわかってもらえないのか。
ならば、先進国アメリカでは悪性リンパ腫のイメージだって明確なんじゃないかと思って、
Googleアメリカの画像検索をしてみた。
あらら、↑これは見ないほうがいいかもしれない(注意)。
これなら日本人のあやふやなイメージのほうがマシだった。
病気のイメージなんて、ないものねだりでしたよ…。
1 件のコメント:
blueさん
五分沙汰でした(^_^)/
画像は確かにグロイですね(-_-;)
僕はといえば、自分の事より
いろいろありで・・・・
病気も忘れてました・・・・診察日さえも!
と...いうわけで次回診察は
翌年になりますた(-_-;)・・・・
まぁ・・・春からR単剤・・・通院投与に
変わりはないんですけどね
今年も、もうわずか・・・
来年も人生楽しみましょね!
blueさんと飲むと
楽しいだろなぁ・・・(*^_^*)
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