2011年9月26日月曜日

ゼヴァリンその7:「診察9月26日」

ゼヴァリンを打って、ほぼ7週が経過。





→感染が危険な領域に

→いわゆる貧血といわれるのは300以下らしい











赤血球が301万/μlに低下したので、名実ともに晴れて貧血なわけで、
検査結果のプリントアウトを指さして、主治医にどうだと迫ったが、
「ヘモグロビンが10以上なので大丈夫でしょう」とあっさりかわされた。

ふだん、厳しい病状の患者に接している主治医にとっては、
この程度じゃたいしたことはないのだろう。

くそーと思って、こんどは会社に行って、
「白血球がえらい減ってしまい、人ごみを避けなければならなり、
 混雑時を避けて通勤したいので、今週は11時以降の出社になりますが」
と言ってみたら、O.K.になった。

というか、会社に通うことが精一杯的な状態なので、
こんな事でよろこんでもいられないのだが…。


病気がいかに大変かを説明するときだけは、
自分の顔が輝いているような気がしますよ。

2011年9月23日金曜日

現状。

もう、どうにもこうにも。

コメントお礼

>あぜ丸さん
「今や2人に1人が『がん』になる時代」なんて言われてるわりには、
会社の検診て、がんの発見には役にたたない感じがします。
胸のレントゲンくらいですかね…。
まあ、会社で雇われている間にがんになる確率は、「10人に1人」くらいらしいので、
会社側も「ま、いいか」とか思ってるのかもしれませんね。


>tokomaさん
わたしはほとんど座ってます。
1400ccのバイクを乗りまわすなんて、空想世界のようです。
早く体調をもどして、酔っぱらって自転車で走りたいです。
(たいてい植え込みに激突しますが)

2011年9月20日火曜日

ゼヴァリンその6:底じゃなかった。

主治医の診察日は毎週月曜だが、特別に診てくれた。























そろそろマスク着用、ナマものをひかえてくださいと主治医。
熱が37.5度以上になったら飲むようにと、クラビットも処方された。

座ってる状態から立ち上がろうとすると、
くらくらっときますよ。

コメントお礼

>まなさん
可溶性インターロイキン2レセプターを、SIL-2と書いたのは、ちょっと違っていて、
SIL-2Rが正しいみたいです。すみません。

わりと多くの濾胞性リンパ腫患者の場合、SIL-2Rの値は参考にできると思います。
(人によってはこの値が病状と比例しない場合があるみたいですが)


わたしは初発の時、治療直前のSIL-2Rの値は7000くらいだったんですが、
R-CHOPで一気に500台に下がりました(いまは300台)。
病状と比例するタイプみたいです。
ご主人はいかがでしょうか?

2011年9月16日金曜日

会社の健康診断。

午前中に会社の検診を受けた。

発症するまで毎年受けてきたのに、リンパ腫を発見できなかったということもあり、
検診モティベーションはあまり高くなのだが、
会社には社員に検診を受けさせる義務があるようで、受けろとうるさいのだ。


受付で「今朝の朝食は抜いてこられましたか?」と聞かれたので、
本当は腹いっぱい食べてきたのに、「はい」とか無駄な嘘をついてしまう。
さらに、その場の気分で、「血が止まりにくいので」と採血も断ってしまった。
(火曜に病院でやるので問題はないが)

いちおう会社だって、従業員の健康を考えてくれてのことだろうに、
何にでも反抗しちゃう高校生状態。 

たしかに、一般検診の血液検査で、悪性リンパ種を見つけるのは至難の業と思う。
患者ブログをいろいろ見てきたが、会社の血液検査で発見、なんて例はなかった。
しかし、「血液のがん」なのに、血液検査で見つけられないことには、
わかっているんだが釈然としないのだ。
もし、sIL-2(可用性インターロイキン2レセプター)が検査項目に入っていたら、
Ⅳ期になる前に見つけることができたんじゃないだろうか?


あんまり調子がよくないので、八つ当たりしてみましたよ。

2011年9月15日木曜日

悪性リンパ種の日。

きょう、9月15日は「世界リンパ腫デー」だ。

世界中の人たちに、悪性リンパ種を啓発していこうという日のようである。
グループ・ネクサスからのメールに↓のような、リンクがあったので見てみた。
 http://www.knowyournodes.org/index.php
 英語かよ…。

で、そのページにリンパの仕組みや、リンパ腫についてのクイズがあったのでやってみる。
べつに英語ができちゃいますと威張っているわけでなく、
ブラウザ(chrome)が勝手に日本語に訳してくれたんで、やってみたんだが。

そのクイズで、
リンパ節は、体にとってフィルターのような役割を果たしている。
通常の大きさはゼリービーンズくらい。(アジア人のオッサンにはぴんとこないぞ)
リンパ管を流れるのは、リンパ球、タンパク質、脂質など。
リンパ節は、体の左右対称の場所にあり、その数は500~700くらい。
みたいなことを教えてもらったわけだが、
印象に残ったのは、この部分だ。↓

「世界で100万人以上の患者がいて、あらゆる癌の中で最も
患者数の上昇率が高い。その原因は不明。」

グループ・ネクサスがまとめたグラフを見ると、日本でもその傾向ははっきりしている。













グラフを見ると、オフィスにファクスやコピー機が入ってきた1980年代に上昇しはじめ、
パソコンや携帯の普及とともに、さらに上昇の勢いを強めているように感じられる。
これについては、個人的な感想であるが…。


で、話しは戻るが、「世界リンパ腫デー」にはキャラクターもいるらしい。
それが、↓ これだ。



ハロー♥
















← 本当はこいつですよ。
 「ノード君」(Node)

2011年9月12日月曜日

ゼヴァリンその5:「診察9月12日」

骨髄抑制も底じゃないかというのが主治医の意見。







 たしかに底じゃないと困る。














「でも、この程度なら、強い倦怠感はないはず」と主治医。
「そんなもんですかねえ…」とわたし。
 いつもの診察風景になった。

来週火曜に診察を入れてくれるそうなので、
足の痛みが続くようなら、その時に言うことにするか。

好中球が減っているので、マスクをして会社に行ったのだが、
この時期、誰もしていないのに気がついた。

暑いですよ、マスク!

コメントお礼

>tokomaさん
ツーリングの写真見ました。
空が広い!
屋根ばっかりの場所に住んでいるんで、これは行きたくなりますわ。

>まなさん
ご主人の場合、若さでゼヴァリンを楽に乗りきって、次にいけると思います。
ただ、しばらくは血小板に注意という感じでなので、気をつけてください。

2011年9月11日日曜日

ダルマ。

貧血的な倦怠感が続いていて、今日は風呂に入ったら気分が悪くなった。
さらに、左足のかかとが痛くなってきて、歩くだけじゃなく立っていてもつらい。
左の背中は重苦しいし、胃が軽く痛んでいるし、耳鳴りもうるさい。
それぞれ一つ一つは大したことないのだが、
合わさると、体が嫌がらせのシンフォニーでも奏でているのかと思えてくる。
というわけで、この土日はダルマのように動かなかった。

ダルマの絵を入れようと思ったが、だるいので想像にお任せする。

ありもしない物が見えたら
危険な兆候なんで
病院に行ってくださいよ。

2011年9月7日水曜日

まとめると。

脳に血液がまわっていない。
ここ数回そんなことばかり、だらだらと書いている気がする。

現状をもっと的確かつ簡潔にまとめてみる必要があるだろう。
つまり、↓こういうことだ。






頭がバカに
なっちゃいましたぁ










ボヨヨーンですよ。

コメントお礼

>レルさん
IL-2の結果は1カ月遅れるのでLDHにしてみたんですが、
あんまり当てにならないかもしれないですね。

これから1カ月のおつとめご苦労さまです。
退院したら成果を聞かせてください。

2011年9月5日月曜日

ゼヴァリン:その4「診察9月5日」

2回目の外来診察。
ゼヴァリンを入れて、ほぼ4週間たったので、予想通りというか、
血小板数ががっくり下がった。














←急降下。






血小板の低下がショックだったのか、それとも貧血気味なのか、
診察を終えて14時30分頃に会社についても、夢と現実がごちゃごちゃな感じで、
「仕事って、なにやるんだっけ?」と30分くらいわからなくなってしまった。

よく爺ちゃんとかが入院すると、ボケてしまうことがあるとあるというが、
そういう感じがよくわかった。
というか、わたしの父親も、最期はそんな風だったっけ。


この先、さらに血小板が減る可能性もあり、診察は毎週ということになった。

今週、会社の仲間と一杯やろうかと言ってたんですが、
どうしたもんかと悩みますよ。

2011年9月4日日曜日

左側。

いま、調子の悪い部分は、体の左に偏っている。



リンパ腫には関係ないが、
目と鼻も左側が悪い。

左側だけ先に死んでしまいそうだ。

それなのに、なぜか左利き。













痛い苦しいといっても、厳しい治療をしている人たちに比べたら
虫にくわれた程度ですよ。