話しは2009年、R-CHOPで寛解したしたときにさかのぼる。
その年の10月、インフルエンザの予防接種を受けるべきか主治医に聞いたところ、
「ブルーさんは、いまB細胞がゼロの状態だから意味がないでしょう」
というようなことを言われた。
それが文字通り、体の中のB細胞が1個もなくなっているということか、
比喩みたいなものかよくわからず、「はあ、そうですか」とそれ以上聞かなかった。
その後ちょっと調べて、リツキサンはCD20が発現していれば、
がん細胞と正常細胞どちらも消失させるらしいとわかって、そんなものかと思った。
でもちょっと待てよ、リツキサンでもう一度そんな状態になって大丈夫なのか?
今回再発して改めて調べてみた。
リツキサンの標的になるCD20は、
・Pre-B細胞から、成熟B細胞まで細胞膜表面に発現している。
・正常細胞、腫瘍細胞どちらにも発現。
・幹細胞や終末分化段階の形質細胞には発現していない。
・B細胞リンパ腫の約95%に発現 。
ということだそうだ。
では、B細胞の成長段階と、CD20の発現をわかりやすく図解してみよう。
ちっともわかりやすくないじゃないか!
まあ、赤線を引いたところのB細胞がリツキサンに消されていくということなんだろう。
リツキサンの効果は半年ほど持続すると言われているので、
この間にB細胞がどんどん無くなっていくことは想像できる。
でも、ゼロというのは非現実的ではないかと、今回は思ったわけだ。
B細胞なしでどうやって生きていけるのか、感染症などで死んでしまうのではないか?
それでさらに調べてみた。
結論を言うと、さっぱりわからない。
↓ここに書かれていることを理解するので精一杯だった。
http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/immunology/hitome1.htm
要するに免疫の記憶がどっかにあって、それが非常に長い間保存されるので、
一時的にB細胞がなくなっても、死ぬようなことはないらしい的な…
予防注射の効果がずっと続くのと同じみたいな的な…
リツキサンでB細胞が消失しても、新しい病原体とかウィルスに出くわさない限り
なんとかなる的な…。
とにかく手洗い、うがいですよ!
1 件のコメント:
こんばんは
やっと1クール終了です。
2日前のWBC底値は1700止まりで
今朝には2200で回復上昇してました
明日より一時自宅へ帰還となります
13日より2クール入院スタート予定です
鼠径部リンパ肥大は投与前より
20%ほどに減少しました
リツキサンとフルダラが功を奏して
いるのか?
ノバントロンがいいのか?
さっぱり
わかりませんが、
治癒に向かっていれば
OKです
2クール目もR+FMでいきます
ここ札幌は、よさこい祭りが
始まろうとしています
お大事に
PS:クールの間って、アルコール部類
飲んでます?
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