ちょうど1年くらい前、家へ帰る途中に、住宅街でガマガエルを見つけてびっくり
みたいなことを書いたのだが―
なんと、うちの庭にもガマガエルが住んでいるのである。
いちおう庭と言ってみたが、実態はそんな立派なものじゃなくて、
コンクリ塀に囲まれた、人がひとりやっと歩けるくらいのスペースで、いまはドクダミの花園に
なっている場所なんだが、そこにガマがひとり暮らしている。
庭でガマガエルを見つけたくらいで「マイガマガエル」とか「住んでる」とか、
ま~た大げさなことを言ってんな、このオヤジと思うかもしれない。
ところが、このガマガエルは、わたしが会社から帰ってくるのを家の門の下で
待っているのである。 每日じゃないが、3日に1度は待ってる。
まあ、帰りを待ってるというのは嘘で、門の下に水道の元栓があってジメジメしているのと、
門灯に引き寄せられる虫を食うために、そこにいるみたいだ。
しかし
自然の“し”の字もない
住宅密集地になぜいる?
われわれはマイホーム、マイカーと生活の豊かさを求めてきたわけだが、
これからはマイガマガエルが、エコロジカルでリッチな生活のシンボルになる時代である。
わが家にはマイカーはないが、いち早くマイガマガエルを実現することで
新しい時代の豊かな生活をリードしていきたいと思う。
でもガマガエルはのろまだから、通りで車にひかれて
すぐぺちゃんこになっちゃうんですけどね…
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