高脂血症になり、奥さんにチョコレートや生クリームのお菓子などを禁止されてしまった。
でも、そうなると人生の楽しみも、かなり減少してしまうわけである。
そこで、いま流行の「マイクロスイーツ」を食べに行ってきた。
この「マイクロスイーツ」は、多くの国民が肥満に悩むアメリカで開発されたもので、
ニューヨークではすでに20以上のカフェで出されており、行列ができる店もあるそうだ。
日本では代官山と南千住にカフェがオープンしているということで、
家から近い南千住の店に行ってきた。
「マイクロスイーツ・セット」を注文すると、まるでアリエッティでも飼ってるんじゃないかと思うほど、
精妙に作られたスイーツが皿にのってやってきた。
上から時計回りに、
チョコレートパフェ、
バナナのタルト、
イチゴのムース、
パウンドケーキ。
あまりに素晴らしい出来ばえなので、オーナーパティシエにお話をうかがってみる。
「単に小さいだけでは意味がないんです」オーナーは語る。
「小さくすることで、素材の味わいや香りがなくなってしまってはだめで、
そこがマイクロスイーツ作りの一番の難しさなんですよ」
たとえばバナナタルトを作るためには、鉛筆ほどの大きさしかない特別なバナナを
わざわざペルーから取り寄せているのだそうだ。
また、イチゴムースには、ヘビイチゴを何世代にもわたって改良して極小の粒になった
イチゴを使っているという。
それぞれのスイーツを口に入れると、そのこだわりはすぐにわかった。
イチゴムースから、小さいころ田んぼのあぜ道に漂っていた、
あの懐かしい香りが広がってくるのである。
小さな小さなお菓子から、一足先に春の訪れを感じることができた。
ぎりぎりエイプリルフールに間にあいましたよ。
2 件のコメント:
イチゴ蛇は、とってもヘビーな苺ですね。・・・・群発地震5クラスが増えてきたような(-_-;)・・・地震過剰ですかね。
はははー
うっかり騙されてしまいましたよ。
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